2025年12月27日、Japan Ballet Competition Grand Championshipsにて、出場者および保護者・指導者を対象に、バレエダンサーの身体と将来のキャリアをテーマとした2つのセミナーを実施しました。思春期の身体変化とバレエ教育の現場で生まれる課題、そしてバレエ経験の先に広がるキャリアの可能性という、現場に密着した領域を扱いました。
第1部|ジュニアバレエダンサーと生理(15:00〜)
講師:竹本涼子(salon&studio Infinity主宰/女性ホルモンバランスプランナー)
第1部では、思春期のバレエダンサーに起こりやすい身体の変化や生理との向き合い方について解説しました。会場には保護者および指導者の姿が多く、うなずきやメモを取りながら話を聞く姿が見られ、関心度の高さがうかがえました。また、セミナー後には多くの質問が寄せられ、バレエ教育の現場で共有しづらいテーマである一方、確かなニーズのある領域であることが確認されました。
▼アンケートより(抜粋・編集)
「アスリートにも共通する内容で、深く納得できました。」
「生理はネガティブなものと思っていましたが、大切な身体のサインだと知ることができました。生徒にも伝えていきたいです。」
「娘が生理を怖がっていたので、今日の内容を話してあげたいです。」

第2部|バレエダンサーのキャリアの可能性(16:00〜)
講師:瀧川仁健
(一般社団法人ダンサーズ・キャリア・サポート理事/株式会社グローバルタッチ副社長/株式会社TRUECAREER代表取締役)
第2部では、バレエ経験が将来どのように活かされるのか、働き方の多様性、キャリアの分岐・選択肢、セカンドキャリアについて紹介しました。出場者の中には中高生も多く、競技生活だけでなくその先をイメージする機会となりました。終了後の雰囲気からは内容への納得感や満足度が伺えました。

全体として
一見異なるテーマではありましたが、どちらも「バレエダンサーが健やかに踊り続けるための知識」という点で共通していました。会場では、参加者が真剣に耳を傾け、うなずきながらノートを取る姿が多く見られ、バレエ指導・育成の現場における知識のアップデートの必要性を感じる回となりました。
今後も継続的にこうした学びの機会を届けてまいります。

